金沢・福井の旅 ②1日目金沢観光

旅行

東京駅スタート ~えんがわ押し寿司の駅弁を食べる~

私たちは東京在中であるため、まずは東京駅からスタートとなる。

新幹線の場合、上野駅や品川駅、大宮駅から乗ることができるが、東京駅からスタートすることが多い気がする。

東京駅では駅弁を購入し、昼食は新幹線で食べることにした。

購入したのは「えんがわの押し寿司」である。

ネットで話題になっているのを見つけ、お寿司で一番えんがわが好きな私はひそかにずっと食べる機会を待っていた。

待ちに待った「えんがわの押し寿司」は大きくて厚めの「えんがわ」が贅沢に使われていて、美味しさは期待以上だった。

ただ、最後のほうになるとずっと同じ味で少し飽きてきたようにも感じた。

私は少々飽きっぽいのである。

お寿司屋さんでは、いろいろなネタと一緒に「えんがわ」を食べるからこそ美味しさが際立つのかもしれない。

こんど買うときは「さばの押し寿司」も一緒に購入しようかなぁ。

えんがわ押し寿司
えんがわ押し寿司

金沢到着 ~兼六園へ向かう~

駅弁エピソードはさておき、金沢駅に到着したあと私たちは兼六園をまず目指した。

バスのおじさんに、「このバスは兼六園へ行きますか?」と聞き、おじさんは慣れたように「行きますよ!」と案内してくれた。

金曜日の平日でもバスは混雑していた。

兼六園の三芳庵水亭
兼六園の三芳庵水亭
兼六園の時雨亭
兼六園の時雨亭

兼六園の三芳庵水亭 ~茶店巡りのはじまり~

金沢に来たからには和菓子を食べたいと思い意気込んできたので、今回の旅では茶店を巡りたいと思う。

まずは兼六園の「三芳庵水亭」へ。

こちらは瓢池を眺めながら、食事やお茶を楽しめる。

雨と寒さで体が疲れていたため、室内からゆっくり眺めることができる場所を見つけられてラッキー。

夫はみかん大福とほうじ茶のセット、私は棒茶と和菓子のセットを頼んだ。

みかん大福は思っていたよりも大きく、こっちにすれば良かったかもと少し後悔。

そして、私の棒茶とお菓子が到着。

お菓子の説明は特になく、初めて食べる謎のお菓子と落雁であった。

謎のお菓子は間に何かを挟んであり素朴な甘さ。

棒茶はすっきり渋みがなく、謎のお菓子と相性抜群だ。「棒茶」は茶葉ではなく、茎を焙煎したほうじ茶である。

上品で甘味のあるお茶だった。

棒茶と和菓子のセット
棒茶と和菓子のセット
みかん大福とほうじ茶セット
みかん大福とほうじ茶セット

兼六園の時雨亭 ~茶店2つめ~

ゆっくり休んだあと、またしてもお茶をいただきに同じ兼六園にある「時雨亭」へ。

ここは時間のタイミングが合わないとなかなか入ることができない。

時間までふらふらと散策を楽しみ、お店に入ってお抹茶のセットと煎茶のセットを注文。

その後、待合室に通され、ここからも庭園をたのしめる。

その空間は、外国人のカップルと私たち2組だけであった。

金沢は外国人観光客が多かった。

待合室から茶室のような場所に通され、お茶とお菓子が出てきたが、なかなか緊張感がある。

お菓子はお茶によってそれぞれ違う。

私はお抹茶の方を頼み、季節によって変わる上生菓子がついてきた。

食べ終わってからは、茶室から外の景色を写真を撮りながら楽しむことができる。

兼六園はいろいろな場所から景色を楽しめて、時間を忘れることができる。

お抹茶のセット
お抹茶のセット
煎茶のセット
煎茶のセット

加賀藩御用菓子司 森八 本店 ~茶店3つめ~

兼六園を出た私たちが、次に向かうのはお菓子屋さん。

またしても、お茶と和菓子を楽しみに向かう。

その場所は「加賀藩御用菓子司 森八 本店」である。

兼六園からは歩いても行けるところにあり、1階はお菓子の販売、2階は「森八茶寮」と「金沢菓子木型美術館」がある。

まずは「森八茶寮」でお茶をすることにした。

ここは「落雁手作り体験」ができるらしく、2組の夫婦が体験をしていた。

窓側の席からは武家屋敷の庭を眺められるため、窓側のカウンターの席に座った。

私は棒茶と上生菓子のセット、夫は金時草茶とお菓子のセットにした。

上生菓子は注文すると店員さんが4つの生菓子を目の前に持ってきてくれるのでそこから食べたいものを選ぶ。

たしか寒牡丹の黄身あんのお菓子を選んだ。とても上品な味でおいしかった。

夫が選んだ金時草茶は見た目が紫色、飲んでみたら少し薬っぽい変わったお茶であった。

夫はいつも変わり種を注文することが多い。

挑戦心がある。

セットのお菓子はもちもちのどらやきだった。

茶寮を利用すると無料で美術館に入ることができる。

たくさんの菓子木型が展示され、こんなに種類があるのかと感銘を受けた。

その後、1階でお土産を購入し、店を出た。

加賀藩御用菓子司 森八 本店
加賀藩御用菓子司 森八 本店
棒茶と上生菓子のセット
棒茶と上生菓子のセット
窓側のカウンター席
窓側のカウンター席
金時草茶とお菓子のセット
金時草茶とお菓子のセット

いぬい庵 ~町屋に泊まる~

相変わらずの雨であったが、徒歩で近江町市場まで行き夕食を調達。

疲れも溜まってきて、のそのそと宿までたどり着いた。

今回は「いぬい庵」という、町屋を一棟貸切にできる一日一組限定の宿に泊まった。

チェックインの時にスタッフの方が、丁寧に宿を案内してくれた。

2階建てになっていて、「古い建物だから2階を歩くとキシキシ鳴るとけど、崩れないので安心してください。」と教えてくれた。

部屋の中は昔の雰囲気があるが、どこもきれいで快適に過ごせた。

スタッフの方がいなくなると、ルームツアーのスタートである。

リビング、キッチン、お風呂場、トイレ、寝室をすべて確認して、「良いなぁ、ここに住みたいなぁ、、」と感心した。

さて、ひと段落したので、とりあえずご飯を食べようと思う。

近江町市場は、閉店ぎりぎりの時間であったため品数が少なかったが、ほとんど割引になっていた。

まぐろ丼を購入して食べたが新鮮で脂も載っていて美味しい。

最後はお風呂にゆっくり浸かり、久々の和室で眠った。

いぬい庵
いぬい庵
近江町市場で買った晩ごはん
近江町市場で買った晩ごはん

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